ダイエット食器に翻弄される猫たち
生まれた時から異様な食欲のまま生きてきた茶トラ。さすがにヤバいよ、7kgだって。腹が床についてます。何処で間違えてこんな姿に?妹の三毛も負けてない。フウタも早いよ。みんな命かけてないか?野良じゃないんだよ?それともなにかい?私らが見捨てるような雰囲気醸し出してる?高齢のシロはみんなに盗られっぱなし。
だから買いました。『ゆっくり食べれる食器』皿の中が十文字の凸凹状態。今までみたく顔を突っ込んで食べられないのだ。カリカリを1個ずつ手でかき出すんです。
「出来ますか?」「ハイ出来ますにゃ」とばかりに争ってかき出す(しかし一粒ずつ)3匹。飛んでったカリカリを目指して突進し、頭をぶつけ合う。あんたがた戦時中なの?そんな阿鼻叫喚のさなか、高齢シロはひとりゆうゆうと食べやすい食器で味わい中。と思ったら茶トラが「あんたズルいんでにゃいか?」とばかりに頭を突っ込んでくる。その勢いに圧されてよろめく高齢シロ。だから食事が終わるまで見張っていなくてはならない。働いている時は4台の自動給餌器を使ってたけど、きっとシロの胃袋には入らなかったんだろうな。ん?『ゆっくり食べれる食器』で食べたらゆっくり、時間をかけるから少ない量でも満腹になるんだよね?でもその腹、ちっとも変わらないぞー‼︎
※茶トラに押される高齢シロ
※努力むなしく変わらないお腹